
ダイエットをしてもなかなか痩せることができない部分が、太ももやお尻などの下半身です。部分ダイエットはもともと難しく、なんとかしようと食事制限をしたりストレッチや運動をしても、上半身や顔は痩せるのに下半身がそのまま…という人もいます。
特に太もも痩せをしたいと考えている女性がすっきりと太もも痩せをするためにはどのような方法があるのでしょうか。
太ももがコンプレックス
太ももをなんとか細くしたい!とずっと考えていました。もともと太っていましたが一念発起してダイエットを行い、体重を標準まで落とすことができました。体脂肪も普通になり、ようやく毎日が楽しくなり始めたのに「太ももが太い」ということだけが気になっていたのです。
ダイエットでは全体を引き締めながら、目標体重まで体重を落とすことを目標としていました。ですから、運動と食事は毎日メモしていましたし、ストレッチは朝と夜のどちらもしっかりと時間をかけて行っていたほどです。
目標体重に達し、全体的なシルエットがすっきりとしたと周囲からも褒められるようになりました。しかし、太もも痩せだけができなくて本当に悩んでいたのです。太ももという部分的なダイエット方法を検索し、その中からいくつか挑戦してみたこともあります。
けれど結局失敗に終わり、下半身のコンプレックスを解消することはできないままでした。それでもなんとかならないかと調べてみると、太もも痩せに効果があるストレッチがあることがわかりました。
太もも痩せは3つの部位をしっかりとストレッチすることで可能になる

太もも痩せはダイエットをしてもなかなか難しいと言われています。食事制限だけで細くすることができても、筋肉が落ちてたるんでしまう可能性があるし、筋肉を維持しつつ引き締めることができるストレッチがあるのなら、絶対に挑戦してみるべきだと思いました。
その方法が3つあるということです。ずっとコンプレックスだった太ももをストレッチするだけで改善できるなんて…という気持ちもありました。ですが、思い切って挑戦してみたところ、とても嬉しいことが起こったのです。
太もも痩せをするときには、3つの部位を鍛えなければいけないといいます。1つ目は股関節とお尻、二つ目が太ももの前側、そして3つ目が太ももの後ろ側です。この3つの部位をしっかりとストレッチしていくことがとても重要なのだといいます。
日頃あまり意識することがない部位ですが、ヒールをはくときにダメージを与えたり、セルライトが溜まりやすいなど太ももを太くする原因がこの3つの部位にはあるのです。ですから、まずはこの3つの部位をストレッチでしっかりとほぐしていくことが、太もも痩せへの一歩になるのです。
ヨガのポーズで股関節とお尻をほぐそう!
太もも痩せをするためには、まず先述した3つの部位のリンパや血流を改善する必要があります。
そのためには、ヨガで行われているストレッチを行うといいそうです。ヨガのストレッチはゆっくりとした動きを行うので、それで太ももを細くすることができるということです。
まずは股関節とお尻をほぐすストレッチを行います。この二箇所をほぐすことで、下半身の血流とリンパの流れを良くすることができるだけではなく、溜まった脂肪を燃焼できる効果があるといわれています。股関節とお尻と聞いて、お尻は太ももとは関係がないのでは?と思う人もいますよね。
お尻が凝り固まった状態になるとだんだんとお尻が垂れていき、その結果太ももに脂肪が落ちてしまい太ももを太くしてしまうからです。ヨガの「赤ちゃんを抱くポーズ」をすることで、股関節とお尻を同時にストレッチすることができるといいます。
まず両脚を前に伸ばして座り、右脚を曲げて両腕で赤ちゃんを抱っこするときのように抱えます。背筋をすっと伸ばしたら、両手で脚を手前に引き寄せ、できるだけ右膝と右足の踵が平行になるようにして20秒間キープします。
これを反対の脚も行うだけです。
太ももの前側を伸ばして脂肪燃焼をしやすくする
次に太ももの前を伸ばすストレッチを行います。実は太ももの前側は筋トレをしていない女性でも発達しているといわれています。しかし、正しい歩き方ができていない人や日常生活でヒールの高い靴をはくことが多い人は注意が必要です。
太ももの前側をストレッチして凝り固まった状態の筋肉を優しくほぐし、ついてしまった余分な脂肪を燃焼しやすい体にしていきましょう。ヨガのポーズは「サル王の変形のポーズ」というものをします。まず四つん這いになったら、右脚を右手が置いてある位置まで持っていき、膝を立てましょう。
体を起こした状態にして右膝に両手を乗せ、左膝をゆっくりと曲げていき、左足の指を天井に向けた状態になります。余裕があるなら両手で左足の甲を持つとさらに効果的です。まだ余裕があるという人は、両手で左脚の甲をゆっくりとお尻に寄せていくと太ももの前側が伸びていることを感じることができます。
そして胸を広げ、背中を伸ばした状態でゆっくりと呼吸をして20秒間その体勢をキープしておきます。キープしたら、反対側も行って終了です。
太ももの後ろ側はセルライトが溜まりやすいので要注意!
最後に太ももの後ろ側を伸ばすストレッチを行います。太ももを細くしたい人は、この後ろ側をしっかりとストレッチすることが大切です。日常生活ではあまり使うことがない部位でもあり、セルライトが溜まったり、リンパや血流が悪くなっている可能性があります。
デスクワークや運動不足だという人は、特に気になっている人もいるでしょう。セルライトが気になるという人は、太ももの裏側のストレッチをすることでボコボコしたセルライトをなくすことを期待できます。「前屈のポーズ」というものを行います。両脚を前に伸ばして座り、手を使って片側ずつお尻の肉を後ろに引っ張ったら骨盤を起こしましょう。脚を伸ばしたまま左足の親指と人差し指の間に右足のアキレス腱が乗るように左足の上に乗せ、背筋を伸ばした状態でお腹から倒すように少しずつ前に体を倒します。もし余裕のある場合は下になっている左足の裏を両手で持ち、両肘を床に近づけていきます。その状態を呼吸をしながら20秒間そのままキープして、反対側も同じようにしたら終了です。これだけで太もも痩せを期待できるなら、継続して行おうと思いますよね。私も簡単だったので2ヶ月続けたところ、見事太もも痩せに成功することができました!
参考情報《リフィート》